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『育』 その7 お盆休みを迎えてやっと夏空が戻ってきました。セミも大急ぎで短い夏を謳歌しています。先日調布飛行場から大島に家族旅行に出かけた○○さん御一家は運悪く、もろに台風9号の影響を受けてしまいました。それでも最終便の船でなんとか無事に調布に帰れたとのことでした。ご両親は心中ドキドキだったそうですが、兄弟二人はめったに経験できない出来事を「でも船に乗れて楽しかった。」と話してくれました。子ども達と過ごした夏は今でも私の中できらきらと輝いています。子どもの為にと思っていろいろと計画を立て実行し、親としても本当に夏を満喫することが出来ました。子どもを授かり育てさせていただいたことに心から感謝の気持ちが湧いてきます。子ども達が成人してしまうと夏休みも淡々と過ぎてあのころと比べると物足りなく感じます。子育て真最中のお父さん、お母さん、子ども達と一緒に過ごせる毎日をどうぞ大切にして下さい。 自分の目の前に起こった現象は、自分にとって都合の良い事も悪いこともすべて[必要・必然・ベスト]と捉える考え方があります。都合の悪い事が起こった直後はなかなか[必要・必然・ベスト]として受け入れられない事もありますが、せめてそう理解すると、運の悪かった事(例えば、楽しみにしていた家族旅行が台風の影響で台無しになったり、バレエの発表会の当日に突然の病気で出演できなくなったり・・・)が起こってもマイナスの想いをプラスの想いに切り替えて次に繋げていくことができると思います。時が過ぎると、あの運の悪かったことがしみじみと[必要・必然・ベスト]だったことが確認できることもあります。 これからの子育ての中にも、夫婦の間の中にも自分の思うようにはいかない事がたくさんたくさんあると思います。そんな時には是非、この[必要・必然・ベスト]の考えを思い出して明るい方へ向かって前進してください。 夏休みの宿題が残っているお友達、頑張ってね。宿題を(親子で)完成できた時の喜びも懐かしいです!!
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