佐藤小児科医院 電話042-441-2772 調布市西つつじヶ丘1-57-94
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コラム

 インターネットの中には、病気についての情報はたくさんあります。私はこの『育』のコーナーで、あえて病気のお話ではなく子育てをしながら感じたこと、学んだこと、小児科医を続けてきたからこそ見えてきたいろいろな親子の姿などを綴ってみたいと思います。

  まず始めに私の子育て歴を簡単にご紹介したいと思います。 私は幸いなことに2人の息子に恵まれました。2人ともすでに成人しましたので、今は遠くから見守り、それぞれの天命が完うされますようにと祈る毎日です。

  子どもが小さい頃から身近な身内の手助けは皆無でした。そのため育児半分仕事半分で過ごしました。今振り返ると、そうした中途半端な毎日が親としても、小児科医としても本当に良かったなと思います。また子ども達にとっても親子でいろいろな遊びや体験をして掛け替えのない子ども時代を過ごせたのではないかと思います。

  長男が小学生になったのを区切りとして、自宅で小児科医院を開業することになりました。毎日毎日家にいることになったので、家に居ながら何かお役に立てることはないかと思っていたところ、盲導犬の飼育奉仕(パピーウォカー)が足りないというお話に出会いました。早速アイメイト協会に連絡を取ると[すぐにでも子犬をお願いしたい]ということになり、我が家の飼育奉仕が始まりました。アイメイト協会の趣旨にそって、大事な預り犬(授かり犬)を盲導犬の候補犬として育て上げる楽しみや苦労は子育てに通じることがたくさんありました。家族の協力のお陰でカックル・ネモフィラ・クリナム・レディーの4頭は我が家を無事に巣立ち、協会に戻った直後の一次試験に合格、さらに厳しい訓練を乗り越えみごと盲導犬(アイメイト)となりました。

  これからの『育』には長男、次男そしてかわいい4頭のラブラドールが登場しますのでどうぞよろしく・・・。


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